飲料水槽用エポキシ樹脂ライニング剤
クリスタルファイバー L-200は、飲料水槽内面用として、当社独自性の技術により開発された無溶剤型エポキシ樹脂ライニング専用パテ補強剤です。(JWWA K-143適合品)
L-200はその組成特徴上、水・気体を通さない強靭な硬化物性性能によって、コンクリート構造物を長期にわたり保護します。
また、ガラス繊維、炭素繊維を用いて高強度な保護膜層を形成させます。
用途
水道用コンクリート水槽内面・浄水場・配水池・受水層・プール・養魚池槽
CL-E1工法・CL-E2工法用(JWWA K-143仕様)
特徴
■ コンクリート構造物を長寿命化へと改善します。
■ 無溶剤樹脂のため、膜層が一定しています。
■ 耐水性に優れ、高強度の接着性を保持します。
■ 一度で厚膜層が作成できます。
■ 日本水道協会規格 JWWA K-143 適合品です。
■ ガラス繊維、炭素繊維のライニング専用樹脂です。
性状
CRYSTAL FIBER L-200 | |||
項 目 | 主剤(Resin) | 硬化剤(Hardner) | 測定値 |
外 観 | 水色パテ状 | 黄褐色透明液状 | 目 視 |
性 状 |
エポキシ樹脂 |
変性脂肪族ポリアミン |
|
配合比 | 4 | 1 | 重量比 |
可使時間 | 60分 (1000gスケール 23℃ 計算1度) | ||
硬化時間 | 12時間 (23℃) | ||
比 重 | 1.5 | JIS K5400 | |
溶出性 JWWA K-143 |
フェノール |
0.005以下 |
0.005以下 |
アミン | 検出されない | 検出されないこと |
JWWA K-143 1997【塗膜】溶出試験規格に基づく試験 (財)日本塗料検査協会による試験結果
工程模式図 【CL-E1工法】
設計標準仕様 CL-E1工法 (JWWA K-143仕様)
CL-E1工法(ガラスクロスライニング 1PLY) | |||
工 程 |
材料名(品名) |
標準仕様量 (kg/㎡) |
施工方法 |
① プライマー |
P-30A |
0.10~0.20 | ローラー・刷毛 |
② ライニングパテ樹脂 | L-200 | 0.5 | ゴムヘラ・ゴムコテ |
③ ガラス強化繊維 | MS-253E | 300g | 張り付け |
② ライニングパテ樹脂 | L-200 | 0.6 | ゴムヘラ・ゴムコテ |
② ゲルコート | L-210T | 0.5~0.7 | ローラー・刷毛 |
CL-E1:工法とはガラスクロス、カーボンクロスを補強層に用いた高強度な保護層です。
CL-E1:末尾の数字1はクロス積層のPLY数を表しています。
標準荷姿
L-200 主剤 |
18L 石油缶 |
16kg | 主剤+硬化剤 |
L-200 硬化剤 | 5L 角缶 | 4kg | 20kg set |
使用方法
下地処理:コンクリート等のレイタンス、油分、ゴミは取り除き、充分に乾燥してください。
下塗り剤:下地プライマーP-30Aを施工前に塗布してください。
配 合:L-200の主剤と硬化剤を4:1の重量比割合で計量し、充分に撹拌して下さい。
可使時間: 配合された樹脂は可使時間内に使い切れる量で配合してください。
本データの記載事項は、弊社の試験設備による特定条件下で測定した代表値を示したものであり、保証値ではありません。
従ってこれらのデータ・数値は予告なく変更することがあります。
その他取り扱い技術データについては、製品安全性データシート(MSDS)をご請求してください。