飲料水槽用エポキシ樹脂ゲルコート剤
クリスタルファイバー L-210Tは、飲料水槽内面用として、当社独自性の技術により開発された無溶剤型エポキシ樹脂ゲルコート専用塗布剤です。(JWWA K-143適合品)
L-210Tは、閉所水槽内の施工環境性に対応すべき特性を融資、降下物性は防水性、防食性に優れ、高強度な接着性と強靭な保護膜を形成します。
用途
水道用コンクリート水槽内面・浄水場・配水池・受水層・プール・養魚池槽
CL-E1工法・CL-E2工法用(JWWA K-143仕様
特徴
■ コンクリート構造物を長寿命化へと改善します。
■ 滑らかで光沢性があり、耐水性が優れています。
■ 耐水性に優れ、高強度の接着性を保持します。
■ 閉所施工環境性適合品です。
■ 日本水道協会規格 JWWA K143 適合品です。
性状・品質規格
CRYSTAL FIBER L-210T | |||
項 目 | 主剤(Resin) | 硬化剤(Hardner) | 測定値 |
外 観 | 水色液状 | 黄褐色透明液状 | 目 視 |
性 状 |
エポキシ樹脂 |
変性脂肪族ポリアミン |
|
配合比 | 3 | 1 | 重量比 |
可使時間 | 60分 (1000gスケール 23℃ 計算1度) | ||
硬化時間 | 12時間 (23℃) | ||
比 重 | 1.38 | JIS K5400 | |
溶出性 JWWA K-143 |
フェノール |
0.005以下 |
0.005以下 |
アミン | 検出されない | 検出されないこと |
JWWA K-143 1997【塗膜】溶出試験規格に基づく試験(財)日本塗料検査協会による試験結果
工程模式図 【CL-E1 工法】
標準仕様 CL-E1工法(JWWA K-143 仕様)
CL-E1工法(ガラスクロスライニング 1PLY) | |||
工 程 |
材料名(品名) |
標準仕様量 (kg/㎡) |
施工方法 |
① プライマー |
P-30A |
0.10~0.20 | ローラー・刷毛 |
② ライニングパテ樹脂 | L-200 | 0.5 | ゴムヘラ・ゴムコテ |
③ ガラス強化繊維 | MS-253E | 300g | 張り付け |
② ライニングパテ樹脂 | L-200 | 0.6 | ゴムヘラ・ゴムコテ |
② ゲルコート | L-210T | 0.5~0.7 | ローラー・刷毛 |
CL-E1:工法とはガラスクロス、カーボンクロスを補強材に用いた高強度な保護層です。
CL-E1:末尾の数字1はクロス積層のPly数を表しています。
標準荷姿
L-210T 主剤 |
18L 石油缶 |
15kg | 主剤+硬化剤 |
L-210T 硬化剤 |
5L 角缶 |
5kg | 20g Set |
使用方法
上塗り :L-200ライニング施工後3日以内にゲルコート210Tを塗布してください。
配 合:L-210Tの主剤と硬化剤を3:1の重量比割合で計量し、充分に撹拌して下さい。
可使時間:配合された樹脂は可使時間内に使い切れる量で配合してください。
本データの記載事項は、弊社の試験設備による特定条件下で測定した代表値を示したものであり、保証値ではありません。
従ってこれらのデータ・数値は予告なく変更することがあります。
その他取り扱い技術データについては、製品安全性データシート(MSDS)をご請求してください。